主題 <暗闇から光に>
聖書箇所 使徒の働き 26章 (2011年9月20日)
今日のみことば「それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。」(28)
パウロの自分の歩みを回顧する三度目の証言です。迫害していたキリスト教、その主であるイエス・キリストに出会い、大変化を遂げます。そのときに示された重要な主からの託宣が、18節です。
神はパウロに重要な使命を明らかにされたのです。ユダヤ人に対して、そして異邦人に対する使命について四つの内容を展開するのです。
第一に、「それは彼らの目を開いて、暗やみから光に」導くことです。罪の中に生きる私たちに、福音の光を差し込み、罪のゆるしと解放を告げるのです。
第二に、「サタンの支配から神に立ち返らせ」る福音です。神を信じていない人々はみな、サタンの支配下に置かれているのです。キリストの福音は、悪魔の力を打ち破り、暗やみの支配から解放します。
第三に、「わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ」るのです。福音の中にある罪のゆるしほど平安と自由をもたらすものはありません。
第四に、「聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。」信仰を持たないときは、神の御国から異邦人でした。しかし、神の子どもとして新たに生れた日から神の栄光の御国を相続する特権を得たのです。