主題 <へりくだる者に恵みをお授けになる>
聖書箇所 ヤコブ手紙 4章 (2012年 1月 4日)
今日のみことば「しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われています。「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」(6)
人間性の最大の問題は、争いであり、戦いです。からだの中で戦うとあるように、自分の心の中で、内的な欲望や自己中心の罪の問題です。この罪の心の中核に存在していることが高慢です。すなわち神に従おうとせずに神に敵対する心が占めてしまいがちです。人と比較して少しばかりの優れた点を誇るのです。
ところが、ほんとうの世界、神の支配されている世界は、反対の方向に向かうのです。
第一に、心の中に聖霊を住まわせていることを再確認しよう(5節)。
第二に、神はさらに豊かな大きな祝福、恵みを与えたいと望まれていること(6節)
第三に、へりくだり、神の主権を認めよう。
なんと神は、低くなる者を高く引き上げて下さるというのです。神の世界では、人間の世界の考え方は通用しません。こここそ、本物の人生、長い間求めてきた理想とする世界が存在しているのです。だからこそ、神を求めるときに、長い間の解決できなかった問題が突き抜けることとなります。
これまでの人生を振り返り、自己中心を悲しみ、泣くのです(9節)。これまでの笑いや無意味な喜びを取り替えるのです。取り替えられた信仰者は、神を相手に生きるのでほんとうに強いのです。
暗唱する聖句を書き出して下さい。