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2012年7月 2日 (月)

主題 <神が聖であるから>

聖書箇所 レビ記 19章     (2012年 6月10日)

今日のみことば「イスラエル人の全会衆に告げて言え。あなたがたの神、主であるわたしが聖であるから、あなたがたも聖なる者とならなければならない」」 (2)

 「あなたがたの神、主であるわたしが聖であるから、あなたがたも聖なる者とならなければならない」という教えはレビ記の中心聖句である(2)。神ご自身が聖であるが故に、人間にも聖を求められていることを銘記したい。
 18章に続き、社会生活における戒めが続いている。今日の箇所には、父母を敬うことと、安息日を守ること、偶像を拝んだり造ったりしないこと、また和解のいけにえに関する教えについて書かれている(3~8)。さらには、貧しい人への配慮(9、10)、盗みと欺きの禁止(11、12)、弱い者への配慮(13、14)、不正、中傷の禁止(15、16)、愛することについて(17、18)教えられており、これらは、主イエスが教えられていたことに似ている。聖さを求めて生きることは、神の完全さを求めて生きることと言える(マタイ5:48)。
30~37節では、安息日を守ることについて教えられている。安息日を厳守することは、3節でも命じられているが、ここでは聖所を恐れることと合わせて、再度命じられている。
 神の聖さを覚え、私たちの日常生活がるということを覚えて、生きていかなくてはならない。神の聖さを覚え、その民としてある私たちの歩みが神の栄光を証し、聖なる民としての歩みを全うすることができるように祈り、整えて頂きたいと思います。