主題 <主の子どもらしく>
聖書箇所 申命記 14章 (2012年 8月 7日)
今日のみことば「あなたがたは、あなたがたの神、主の子どもである。死人のために自分の身に傷をつけたり、また額をそり上げたりしてはならない。」(1)
こイスラエルは、主の子どもであると言われている(1前半)。主の聖なる民であり、神の宝の民とされている(2)。それゆえに、主の子どもにふさわしい生き方が求められている。
具体的には、喪に服する場合、異邦の民のように、死人のために自分の身に傷をつけたり、額をそり上げたりしてはならなかった(1後半)。
3~20節では、主によって、神の民が主の忌みきらわれるものによって汚れを受けることのないように、きよい食物と汚れた食物の詳しいリストが与えられている。リストの根拠は正確には分からないものがあるが、神の民は、神の定めに従順であることが求められた。
22~29節においては、十分の一の規定が書かれている。民は、畑から得るすべての収穫の十分の一を、神にささげることが求められた。この規定を通して覚えるべきことは、収穫をはじめとするありとあらゆる良きものは、神が恵みとして私たちに与えてくださったものである。その感謝のしるしとして、十分の一を神におささげするのである。それゆえに、残りの十分の九も、また神のものであることを忘れてはならない。それをどのように用いるかということにおいて、私たちの信仰が試されるのである。また神の民は、自分のことだけではなく、助けを必要としている人々を常に配慮することが教えられている(28、29)。
主の子どもとして、主に仕え、主にささげた歩みが出来るように祈ろう。