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2013年1月16日 (水)

主題 <主から、豊かな報いがあるように> 

聖書箇所 ルツ記 2章     (2012年10月13日)

今日のみことば「あなたがその翼の下に、避け所を求めてきたイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。」(12)

 約束の地カナンに帰ってからのルツの仕事は、落ち穂ひろいであった。有名なミレーの聖画はこの場面を描いたものである。
 ルツは見ず知らずの民の中で、食を確保し、年老いたナオミを支えるために、恥とも思わず落ち穂を拾い集めます。
 熱心な仕事ぶりを見ていたボアズが語ったことばが12節です。
『あなたがその翼の下に避け所を求めてきた神からの豊かな報い』があるようにという。
 ボアズの信仰もすばらしいが、ルツの信仰がにじみ出ています。故郷を捨てて、異国に来て、誰も頼る者が無くても、神のみ翼の陰を求めている。ここに、ルツの信仰を見るのです。神は大きな鳥がひなを翼の下に守るように、孤児、やもめの父、守り手である、と詩篇にたくさん出てきます。この信仰が、ボアズの心からの親切につながっていることを忘れてはなりません。
 イスラエル社会の一つの姿勢が、ルツの信仰にならうこととなる。一人の信仰者が、周囲に与える霊的な資質となることを思うのです。

<祈り>主よ。あなたの翼の下に憩う安らぎをお与え下さい。
 ただ主のみが私の避け所、悩みのときの安息所なのです。ア-メン。