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2013年7月 3日 (水)

主題 <神よ。教えてください。>

聖書箇所 ヨブ記  10章     (2013年5月12日)

今日のみことば「私は神に言おう。「私を罪ある者となさらないように。なぜ私と争われるかを、知らせてください。」 (2)  

 不平をぶちまけ、私のたましいの苦しみを語ろう。」ヨブはこれ以上生きていたくないほどだと。そして自分の不平をぶちまけるのは神さまに対してだと。そして神よ。知らせてほしいと。
 私は牧師として多くの方々に苦難の意味を教えてほしいと求められる。それが人間的に絶望的と見える問題であったりする。だが、私たちに残されている力、道がある。神への祈りである。その中心は「神よ。なぜですか。なぜ、この私と争われているのですか。知らせてください。」と。今、あなたにとっても、どうしても了解のできない問題に取り囲まれているかも知れない。
あなたはだれかにその問題を話し、わかってほしいと訴えたことも何度もあるでしょう。誠実に応答してくれる人もいたでしょうが、たいていは耳を貸すことさえいやがる人もいるのです。そして社会や周囲に嫌気がさしてしまう。人は信じられないと。そうです。だからこそ、これからの神の出番を待たなくてはなりません。神こそ、あなたの苦難をだれよりも理解し、支え、苦しみに変えて祝福と繁栄を回復される方です。
 今は、忍耐をもって許される限り祈ろう。「神よ。教えてください」と。神は生きた神、人間を、あなたを愛されている神である。こたえないはずはないのです。そしてこれまでの余分と見える事柄を脱ぎ捨ててシンプルに生き始めてみようではないか。
 神は必ず天を裂き、あなたの所に帰ってくださる。それまで祈り続けようではないか。「主よ。来てください。」とは聖書の最後の祈りだ。