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2014年6月11日 (水)

主題 <神は正しい審判者> 

聖書箇所  詩篇 7篇      (2013年6月20日)

今日のみことば「神は正しい審判者、日々、怒る神。」(11)

 表題にあるベニヤミン人クシュは、聖書の他の箇所では何も触れられていないので、なぞの人物である。彼がダビデに対して偽りの告発をしたことは、この詩を読むと明らかである。その結果、今やダビデは逃亡中である。これは、ダビデがサウル王から逃げている状況に当てはまるだろう(Iサムエル24:1-2)。ク
 ダビデは、主なる神に、目をさまし、さばきを定めてくださるようにと訴えている(6)。彼はまたこの恐ろしい状況のすべてを、神がお調べにならないようにと願うのではなく、他の人と同じように、自らも厳しい検査に会うことを望んでいる(8)。ダビデには自信があった。その自信は、神にあった。きょう、私たちは、8節のように折れるだろうか。
 ダビデは、彼を告発する者としての神ではなく、自分を保護してくださるお方としての神に信頼を置いた(10)。そして神は、神を信じない者が必然的に自らの上にもたらすような害から、ダビデを守られた(14-16)。罪深い行いは破壊的な影響を及ぼす。その結果は、今ここで現れるかもしれないし、或いは永遠の結果として出てくるものかもしれないが、必ず現れるものである。
 神の御国の市民であるならば、さばきを恐れない。それは私たち自身が正しいからではなく、神の義が私たちのものであるからである(17)。
 最後には正しくさばいてくださる主を覚え、主の御心が行われることを覚えて、祈りつつ歩んでいきましょう。