主題 <世の光、いのちの光>
聖書箇所 ヨハネの福音書 8章 (2011年8月12日)
主題 <世の光、いのちの光>
今日のみことば「イエスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」」(12)
イエスはご自身について重大な宣言をされる。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」(12)。イエスご自身が世を照らす光であり、いのちの光であると言われた。
8章の前半は姦淫の現場で捕えられた女性が今にも石打ちの刑に処せられようとしている時、イエスは「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。」と言われ、それを聞いた者たちは一人一人去っていき、だれもいなくなりました。だれも罪に定める者はいなくなり、イエスはもう罪を犯してはなりませんと言ってその女性を去らせたことが記されています。この女性はどうして姦淫の罪を犯したのか。詳しくは記されていない。そこには暗い闇の部分、罪を犯した事実がありました。現代においても、罪を犯し、誰にも照らされることのない闇の部分があることを否定できないのではないでしょうか。
しかし、この姦淫の罪を犯した女性にとってイエスとの出会いはまさに救いでした。石打ちの石を投げる者はありませんでしたが、誰もが罪があるという意識を共通に持つ出来事となりました。主イエスとの出会いは罪がしめされるという痛みが伴うものです。しかし、その罪を赦すという救いが同時にイエスにあって与えられること、この恵みに感謝したいと思います。
この出来事に引き続き、イエスは語られたのです。「わたしが世の光です。・・・いのちの光を持つのです。」イエスにあって、本当の自分を照らされ、罪の悔い改めに導かれ、同時に永遠のいのちの救いを頂く恵みにあずからせてくださる。今日、私たちの光、いのちの光なるお方であるイエスの導きを頂いて歩ませて頂きたいと思います。