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2011年9月 1日 (木)

主題 <私たちの救われるべき名>

聖書箇所 使徒の働き 4章     (2011年8月29日)

今日のみことば「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」(12)

 教会に与えられた力を改めて深く黙想しましょう。イエス・キリストは教会に驚くべき力を与えると約束されました。それは、天国の鍵を与える、というものです。あなた方、すなわち教会には、地上で教会につながれて天国につながれるのです。地上で解かれると、天上でも関係が解かれてしまう(マタイの福音書16;19)。
 では、具体的に天の鍵を使う機会はどのようにして実現するだろうか。それが、使徒ペテロが大胆に語った12節の福音の宣教です。「この方以外に救いがない」という大胆な宣言です。これまで主の弟子たちがキリストの弟子であることを隠そうとしたが、いまや全く変貌したのです。
 聖霊のそそぎを受けたペテロは、時の権力者、政治的、宗教的絶対的な立場の人々をまったく恐れない確信があふれています。自分の生命の危険や人間的なことなどまったく意に介さないのです。彼らが無学な普通の人であったことですが、神に聞き従う生活を大胆に確信していたのです。
 釈放された二人とそのあかしを聞いた人々がみな、心を一つにして神に向かい、声を上げたのです。23-31節には、まことに素晴らしい賛美と祈りと福音のために献身した群がありました。彼らの祈りに応えるかのように震い動き、聖霊に満たされたのです。
 困難や迫害を受けるたびに弟子たちの信仰は強固になり、輝きだし、さらに祈りに力が増し加わっていくのです。
聖霊に満たされた教会は、福音の宣教に止まりません。主の愛に満たされ、貧しい人々への援助の働きがはじめられる事となります。32-37節