主題 <聖霊に導かれ神に従う>
聖書箇所 使徒の働き 5章 (2011年8月30日)
今日のみことば「ペテロをはじめ使徒たちは答えて言った。「人に従うより、神に従うべきです。」(29)
主の福音は、弟子たちの手やことば、祈りを通して主イエス・キリストの働きが継続されていきます。その働きは、「5:12 また、使徒たちの手によって、多くのしるしと不思議なわざが人々の間で行なわれた。」とある。その結果、人々は病気や悪霊につかれた人々を彼らの所に連れてきたし、極端な場合、使徒ペテロの影にさえふれるなら、いやされたほどであったのである(15)。
この働きは、あまりにも素晴らしく、エルサレムの人々を熱狂的なものにしたので、ユダヤ当局者は、迫害の手をいろいろな面から加え、投獄し、福音宣教をやめさせようとしたのである。
迫害は、きわめて残虐であり、目をおおうばかりのことがよく起こる。過去の世界の歴史でも日本でも起こってきた。日本ではキリシタンの迫害や先の大戦のときに教会閉鎖などの国家からの迫害が加えられました。
しかし、神を信じる者は、その迫害にどう耐えられるのか、どう乗り越えるのだろうか。教会の歴史は、勝利の道を歩んだことを証明している。主の弟子たちの生き方に、多くのヒントがあると思う。その重要な一つが人に従い、人を恐れることではなく、神に従うという原則である。人間はその時、その状況で人を利己的に取り扱うが、クリスチャンはいつも神に従うことによってすべてを整理し、確認し、徹することができる。人に従う道を歩もうとする誘惑に打ち勝つには、自分が神に従う道こそ、誤ることのない信仰生活を歩め、心は安息し、勝利への道を進めるのです。また、神の導きをいただいて、聖霊に導かれて行動するのである。どんなにむち打たれても、迫害の火の手が上がっても、落ち着いていられた秘訣は、現在もあなたが生きられる聖霊の力を与えてくださるのである。