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2011年11月 3日 (木)

主題 <神とその恵みのみことばにゆだねる> 

聖書箇所 使徒の働き 20章    (2011年9月14日)

今日のみことば「いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。」 (32)

 パウロは、エペソの長老たちに遺言のように恵みのことばを託するのです。主の導きによってアジアに宣教し、ことにエペソには長期間滞在して、人々を福音化していきます。救われた信徒たちは、ある者は献身して伝道者、長老となり、教会の牧会に専念します。ある者たちは忠実な教会員としてエペソ教会の発展と宣教に邁進します。多くの問題があったでしょう。迫害もあったでしょう。しかし、主イエス・キリストの愛に救われた兄弟たちはパウロの期待に十分に応答する者でした。
 20:24 『けれども、私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができるなら、私のいのちは少しも惜しいとは思いません。』と語っているのは、このエペソの聖徒たちの信仰生活を示していると言っていい。
 そして、この信仰を持った聖徒たちについて、神と恵みのみことばにゆだねるのです。
この神のことばこそ、聖徒たちを育成し、成長させるのです。蒔かれた小さな種が、どの野菜よりも大きくなるのです。
 さらに神の御国を受け継ぐすばらしい将来が待っています。パウロの全力を注いで、いのちをかけた宣教に大きな満足を語りました。