主題 <宣教の拡大>
聖書箇所 使徒の働き 19章 (2011年9月13日)
今日のみことば「こうして、主のことばは驚くほど広まり、ますます力強くなって行った。」(20)
教会は、神の恵みを背に大胆に宣教がなされ、拡大していったことがわかります。この原動力は、聖霊に満たされた力でした。エペソでのキリスト教に導かれていた信徒たちが、まだ聖霊について知らなかったのです。いつものように、祈り、みなが聖霊に満たされたのです。聖霊に満たされ、導かれて、クリスチャンが誕生し、教会がいのちに満たされるのです。
パウロはエペソに二年間にわたり滞在して、全力で福音を宣教します。ことにツラノの講堂で二年間の宣教は、『アジアに住む者はみな、ユダヤ人もギリシャ人も主のことばを聞いた』のです(10)。キリストを信じる、信じないという結果は主の御手の中にあるのですが、住民のみなが福音を聞くこととなったのです。なんという記録となったでしょうか。マスコミの発達した現代において、テレビやラジオ、自動車など駆使してもこの報告書を見ることができないのです。
祈祷師たちが行っていた悪霊による働きを圧倒したのです。パウロは福音神学の正統性を主張するだけではなく、霊的な問題に深く切り込んでいったのです。彼らの信仰は、知識による論理だけではなく、実際的な知恵を持ち、人々を変えていったことを考えよう。