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2012年5月10日 (木)

主題 <これは神の指です>

聖書箇所 出エジプト記 8章   (2012年 4月19日)

今日のみことば「そこで、呪法師たちはパロに「これは神の指です。」と言った。」(19)

 十の災禍が奇跡によってエジプトに下る。8節は2~4番目の災禍が加えられた記録である。かえる、ぶよ、あぶという生き物による。
 これらの奇跡はエジプトの偶像の神を裁くことを意味している。ナイル川を血に変えたのも、ナイル川をエジプト人は神聖視していたからである。
 かえるはハピというナイルの神と関係があり、出産を助ける多産の女神と関係がある。祝福をもたらすはずのかえるが、かえって災いをもたらすことになることを見せられ、パロは神に従うべきであった。
 ぶよの奇跡では、呪法師さえ『これは神の指です』と告白し、自然現象でないことを語っている。それはこれまでの奇跡に対抗してきた呪法師の力は及ばなかったのである。
 あぶはエジプトに広がったのにもかかわらずイスラエルの民の所へは来なかった。神の民が区別されることによって、神の業を明かに示された。今日こうした奇跡でないけれども、『これは神の指です』という声を異邦人から漏れ聞こえる奇跡のある生涯を歩みたい。奇跡の生涯を。
<祈り>主よ。わたしの今日一日のあゆみが神様の素晴らしさをあらわす一日としてください。そしてまことの神様が多くの人たちにわかり信ずることができますように。わたしに力を下さい。アーメン。