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2012年5月10日 (木)

主題 <その血を見て> 

聖書箇所出エジプト記12章1~14節(2012年 4月23日)

今日のみことば「あなたがたのいる家々の血は、あなたがたのためにしるしとなる。わたしはその血を見て、あなたがたの所を通り越そう。わたしがエジプトの地を打つとき、あなたがたには滅びのわざわいは起こらない。」(13)
 旧約聖書中の最大のできごとである。
 神は暗黒なエジプトの隷属状態に、救い手としてモーセを派遣して、ついにパロ王やエジプト人からの解放を実現したのです。こここそ、イスラエルの出発点であり、いつも振り返るところなのです。長い歴史の中で絶えず自分の原点に立ち返る場所である。
 その夜、家ごとに小羊がほふられ、その血を門とかもいに塗られた。子羊の肉を食べ、種いれないパンを食べる。苦が菜を添えて食べるのです。
「朝まで残さない」と言う言葉を鍵のようにして黙想したい。残しておかないと言うことは徹底するということに通じる。神さまの恵みに対してどこまでも信じて生きるしかないのです。
 神のさばきは徹底している。あらゆる世界にも届いているのです。王家にも、エジプトのすべての家庭に、動物さえも届く。神の御使いの通られる所には大きな悲しみが残されたのです。
しかし、過ぎ越しの小羊の血を塗った家は救われたのです。この血潮によって救われることを信仰を持って受け入れた家族は、みな救われました。使徒の働き16;31節の成就でした。そのように救いのみわざもまた徹底していることを知らなければならない。
 その血を見て通り越そうと言う。今精一杯、主の恵みに安息するべく飛び込もう。
<祈り>主よ、小さなものに対する大きなみわざを心から賛美します。いつもこの原点に立たせてください。ア-メン 
<きょうの課題>