主題 <代々にわたりアマレクと戦う>
聖書箇所 出エジプト記 17章 (2012年 4月29日)
今日のみことば「「それは『主の御座の上の手』のことで、主は代々にわたってアマレクと戦われる。」と言った。」 (16)
民は旅を重ねてレフィデムに来たとある。そこに水がなかった。どんなに喉がかわき、あそこまで行けば水があると期待して励んできたのに、そこでは水のない失望に陥った。期待が大きい時にそれに反する失望を黙想したい。 民は主を試みて、水のしるしを求めたのです。そこで人々はモーセの生命さえ奪おうとする。それほどの激しい失望であった。だがここでも主は岩から水を湧き出したのです。たえず奇跡をもって導いている。
ところが、このように水がなく、失望している最中にもっと恐ろしい困難がやってきたのです。アマレクからの攻撃です。
『泣きっ面に蜂』という言葉があるが、弱りきっていたとき、内側では人々と指導者モーセとの間の確執があるとき、そういう最もみじめな時に、アマレクが攻撃をしかけます。忘れることのできない苦難でした。
モーセが山上で手を挙げて祈り続けます。もはや祈りしかないのです。いや、祈りという最良の道が授けられていた。モーセでも腕は疲れる。祈りの手がたれることもある。アロンとフル。主はこうしたアマレクの無情な敵対行為を覚え続けている。やがて、納得のいく救いがくることを信頼しよう。<祈り>主よ。今私のうちにある敵意を清めてください。ただあなただけが、私の問題を除き去り、祝福に変えられるのですから。アーメン。
<きょうの課題>