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2012年5月22日 (火)

主題 <垂れ幕はあなたがたのため>

聖書箇所 出エジプト記 26章  (2012年 5月 8日)

今日のみことば「その垂れ幕を留め金の下に掛け、その垂れ幕の内側に、あかしの箱を運び入れる。その垂れ幕は、あなたがたのために聖所と至聖所との仕切りとなる。」(33)

 聖所と至聖所がたれ幕によって仕切られている。それは祭司が仕える場と、年に1度の大祭司が立って仕える至聖所が隔てられたものです。
 至聖所とは『聖のなかの聖』『聖の聖』を意味する、最上級の聖を示す言葉である。縦、横、高さ、ともに十キュビトの立方体であり、神の完全性を表している。軽々しく神様の聖なる場を犯すことのないためにたれ幕がおかれましたが、これは主の十字架上で『すべてが完了した』叫ばれた時に上から下に引き裂かれたものである。
 出エジプトでは『あなたがたのために』とあるが、人が聖を重んじるため、聖を踏みにじらないため、の配慮であった。ちょうどアダムが罪を犯して死ぬべきさばきと、いのちの木を食べて生き続けることを避けるため、エデンの園を追放されて、燃える火の垣根を置かれたようにです。
 たれ幕に込められた重い意味を考えてみたい。その後に、主イエスさまの十字架を意味を、深く黙想しよう。
<祈り>主よ。私のために神さまに近付く道を用意し、しかも隔てる幕を用意してくださったことを感謝します。御名をそこなうことがないように。主の十字架の深い愛を感謝します。アーメン