主題 <祭壇をアカシヤ材でつくる>
聖書箇所 出エジプト記 27章 (2012年 5月 9日)
今日のみことば「祭壇をアカシヤ材で作る。その祭壇は長さ五キュビト、幅五キュビトの四角形でなければならない。高さは三キュビトとする。」(1)
この祭壇は(1節)は『全焼のいけにえのための祭壇』(38章1節)である。この祭壇はアカシヤ材で造れと命じているが、第1は非常に堅い材料であること、第2に荒野に見出だせる植物であること。第3に、オレンジ色、ブラウン色の美しい素材である。
アカシヤ材は旅行でしばしば砂漠の荒野で見出だした。
神様はこの至聖所の祭壇に角を造らせている。この角の部分こそ最も神聖な箇所とみなされ、そこに『贖いの血』が塗られた。
後にダビデはすべての敵の手から救い出された時に(2サムエル22章)、『主はわが救いの角』とほめたたえて賛美している(詩篇18篇にも)。外敵からの救いともとれるが神ご自身のあがないの絶対性を歌っていよう。アドニヤは王に反逆した時にこの祭壇の角をつかんで命乞いをしている。
永久的な堅いアカシヤ材の祭壇こそ今日まで私たちの救いの確かな証しの場と見るべきである。もろく崩れないしっかりとした救いの約束を握っていい。しかもその材料は、歩んでいく旅路にある。
『全焼のいけにえのための祭壇』とは、完全な献身を意味する儀式である。全部を捧げるわけです。
<祈り>神様、今日わたしのために大きな救いの約束を与えてくださり、感謝いたします。しっかりした救いの土台に立ちます。アーメン。