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2012年5月10日 (木)

主題 <今度はわたしは罪を犯した>

聖書箇所 出エジプト記 9章   (2012年 4月20日)

今日のみことば「そこでパロは使いをやって、モーセとアロンを呼び寄せ、彼らに言った。「今度は、私は罪を犯した。主は正しいお方だ。私と私に民は悪者だ。」」(27)  

 第5~7番目の裁きがなされる。疫病(1~7)腫物(8~12)雹(13~35)である。かたくなに心を閉ざしているパロにとって、次つぎと行われる神のさばきに戸惑いと逃げの姿勢ばかりである。
 27節に「今度は、私は罪を犯した。主は正しいお方だ。私と私の民は悪い者だ。主に祈ってくれ。神の雷と雹はもうたくさんだ。」と告白する。
 罪に対する深い悔い改めを経験しない時、ただうわべだけのとりつくろいに終わってしまう。神のメッセージへの真剣な応答をもって受け止めないとき、その信仰は偽善となる。柔らかな心で神を崇めよう。
 そうでないと、一つの問題がなくなったとき、再び強情に帰ってしまうのである。(34節)
 信仰に徹するとは、自分の罪に対して本当の悔い改めをすることである。聖書の中に、「私は罪を犯した」と告白したが、救われた人は二人だけだったのです。ほかの7人は、このパロ同様に、神の愛の働きかけも届かなかったのです。なぜそうなるか、一緒に考えて見たい。
 自分の本質を見極めて、変えることをしないとき、パロのようなかたくなさによって滅びる危険がある。
<祈り>主よ。あなたの前に、本当の自分をあらわし、このような者を限りなく愛してくださる救いを受け入れさせてください。ア-メン。