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2012年5月22日 (火)

主題 <あり余る奉仕>

聖書箇所 出エジプト記 36章  (2012年 5月18日)

今日のみことば「モーセに告げて言った。「民は幾たびも、持って来ています。主がせよと命じられた仕事のために、あり余る奉仕です。」」(5)  

 神の幕屋を造る奉仕に、人も献げ物も十二分に備えられた。1~7節にはそうした心から進んでささげる人と物が満ちたとある。それを『有り余る奉仕』と表現している。後半はその有り余る奉仕によって次々と完成してゆく様子が記されている。
 エジプトで奴隷であった貧弱な民が、何もない荒野で喜々として奉仕に励んでいる姿に感動しない人はいない。力を残し、持ち物を残し、宝石を残していこうとする思いはなかった。なしうる限りを尽くした奉仕であり、ささげ物であった。ちょうど主の十字架直前に三百デナリもの香油のつぼを割った婦人のように、この荒野全体が愛の、信仰の、めぐみのわざですばらしい香りを放ったことであろう。成しうる限りの奉仕が、あり余る奉仕へとつながるのです。
 人の豊かさは持ち物によらないのです。力の限りの奉仕の喜びを知ったものが、あり余る恵みにあずかるのです。カナの婚礼で水を汲んだしもべは知っていたのです(ヨハネの福音書2章)。多く与えるものは多くの祝福を味わえる。
 あり余る奉仕に私たちも関わらせていただこう。なぜなら、聖なる幕屋を造り、聖なる祭壇を造り、なすすべては神の栄光のためなのですから。
 一日、主からの豊かな恵みへの応答とさせていただこう。
<祈り>主よ。あなたのための奉仕に集中させてください。ア-メン。