主題 <主の救いを見なさい>
聖書箇所 出エジプト記 14章 (2012年 4月26日)
今日のみことば「それでモーセは民に言った。「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行なわれる主の救いを見なさい。あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。」(13)
ついにイスラエルの民が紅海を渡ったのである。
神の救いをじっと目を凝らして見よ、と命じている(13節)。「主があなたがたのために戦われる。あなたがたは黙っていなければならない。」(14節)
神さまの導きはその時に理解できない場合が多々ある。1~3節には、不思議な場所にイスラエルの民を導いてゆかれている。出口のない行き詰まりの場所で、前には紅海、両側には山、後ろにはエジプト軍が迫ったのです。2節を読むと、神さまはわざわざここに連れてきたようです。
なぜだろうか。人間的に考えても分からないのです。ですから、10~12節には、あわてふためく姿が表現されている。エジプトに墓がないからここで死なせようとしている、エジプトの方がよかったとつぶやく。
困難のただなかにおかれて、なぜだろうかといぶかり、問いかけない人はいないだろう。よりによってこに自分にこんな苦しみがと。
13~14節は、暗記していい、いや暗記しなくてはいけないような聖句です。この神さまの約束を今の自分の具体的な問題にあてはめたい。そして、主が代わって戦ってくださること、黙って主の救いを見ること、信じる生き方を第一のつとめにしなくてはいけないと肝に銘じたい。
<祈り>主よ。わたしの今日一日のあゆみが神様の素晴らしさをあらわす一日としてください。困難な事柄のなかで。アーメン。
<祈りの課題>