主題<性と異教に関する戒め>
聖書箇所 レビ記 18章 (2012年 6月 9日)
今日のみことば「あなたがたは、わたしの定めを行ない、わたしのおきてを守り、それに従わなければならない。わたしは、あなたがたの神、主である。」(4)
ここにおいて神は、「わたしはあなたがたの神、主である」、「わたしは主である」ということばを、繰り返しながら(2、4、5、6)、イスラエル人に、エジプトやカナンの地のならわしをまねないようにという警告を与えておられる。それらの民は、道徳的に非常に堕落していた。神がイスラエル人に、カナン人を追い出すことや滅ぼすことを命じられたのは、彼らがあまりにも堕落していたからである(24、~25)。
その戒めるべき第一の教えとして、性的な罪に対しての教えであった。ここでは、近親相姦の禁止、重婚の禁止等が書かれている。性的な関係については、結婚の制度の大原則で言われているように、一夫一婦制における、妻との関係のみが許されている。
第二が異教に関しての教えでした。不道徳な罪に続いて、偶像崇拝の罪について戒められていることは、これらが互いに密接に関係しており、偶像神モレク崇拝には、子どもをささげるという行為を行っていたということがあり、そのような行為は、一人一人にいのちを与えてくださっている神の愛とご主権とを軽んじることであった。不道徳を罪は、神の御前に忌み嫌うべきものであり、その地を汚すことになることを覚えよう(25-27)。