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2012年9月20日 (木)

主題 <異教への誘惑についての警告>

聖書箇所 申命記 13章     (2012年 8月 6日)

今日のみことば「その預言者、あるいは、夢見る者は殺されなければならない。その者は、あなたがたをエジプトの国から連れ出し、奴隷の家から贖い出された、あなたがたの神、主に、あなたがたを反逆させようとそそのかし、あなたの神、主があなたに歩めと命じた道から、あなたを迷い出させようとするからである。あなたがたのうちからこの悪を除き去りなさい。 」(5)
 この章には、イスラエルの民が、偶像礼拝という悪に人々を誘い込もうとするあらゆるもに警告されている。
 初めに挙げられるのは、預言者または夢見る者である。イスラエルの民は、彼らのなすしるしや不思議に、心を奪われてはならなかった。彼らは偶像礼拝に引き込もうとするが、そのような者は殺されなければならなかった(5)。
 次に、家族や無二の親友が偶像礼拝に誘いかける場合にも(6)、決して同意したり、耳を貸したりしてはならなかった(8)。彼らにあわれみをかけることなく必ず殺すようにと命じられている。その処刑方法は石打ちと定められた (9、10)。
 私たちは、この命令を聞くと、厳しすぎると考えるかもしれない。しかし、偶像礼拝は、エジプトから贖い出してくださった神への、明らかな反逆であり、それを行うならば、民は、主の命じられた道から迷い出ることを意味していたからである (5、10)。
 11節によれば、このような厳しい処置には、民に対する教育的な意図があったことがわかる。
 12節以下においては、よこしまな者たちによって町全体が偶像礼拝に陥った場合、調査のうえ、それが事実なら、町の住民も家畜も、剣の刃で聖絶するよう命じられている。
 さまざまな異教への誘惑に対して厳格に対処することが命じられていたことを考える時、私たちの今日の生活の中でこのような姿勢でいるという事が少ないかもしれない。小さなことでも主への従順が問われていることを覚え、誘惑に対処しよう。