主題 <イスラエルは罪を犯した>
聖書箇所 ヨシュア記 7章 (2012年 9月 3日)
今日のみことば「しかしイスラエルの子らは、聖絶のもののことで罪を犯し、ユダ部族のゼラフの子ザブディの子であるカルミの子アカンが、聖絶のもののいくらかを取った。そこで、主の怒りはイスラエル人に向かって燃え上がった。」(1)
驚くべき大勝利を得たエリコの戦いは、イスラエルをして罪を犯させる場所となった。それが小さいと見えたアイの町を攻撃した時に表れたのである。アイは小さい町ですから、わずかな民で十分と、たかをくくり高ぶったことです。巨大なエリコは信仰と服従によって陥落したのであって、民の多い少ないによらなかった。そして、そこでこっそり人目をかいくぐって聖絶のものを自分のものにしたのです。
ここで、聖絶のものについて考えよう。
悪が満ち、ソドム,ゴモラのように主のさばきを受ける、汚れが支配していた町や国です。そのためにイスラエルが滅ぼす器として用いられたのです。神の民はその中で一緒に汚れることをはっきり拒絶して、聖絶するように神が命じたのである。
アカンは、一個人として罪を犯したが、それがイスラエル全体にたちまち波及する危険があり、アイの敗戦によって神が罪を啓示したのである。罪は小さな穴から入り込んで堤防を決壊する。シャ-プな罪の悔い改めを今日考えよう。
<祈り>主よ。あなたの罪を犯したことを自覚する霊的な鋭い感覚をお与えください。それが滅びず、祝福への入り口ですから。アーメン。