主題 <これは何と聞いたなら>
聖書箇所 ヨシュア記 4章 (2012年 8月31日)
今日のみことば「それがあなたがたの間で、しるしとなるためである。 後になって、あなたがたの子どもたちが、 『これらの石はあなたがたにとってどういうものなのですか。』と聞いたなら、」(6)
日本人とイスラエル人の違いは何だろうか。イザヤ.ベンダサンは興味深い文化論を書いているが。それは、歴史に対する継承という点であろう。
日本人は戦国時代や明治、戦後など節目ごとに過去を切り捨て、拒否して脱皮してきた。イスラエル人は過去になされた神のみわざを絶えず忘れないように記念の石塚を築き、そのみわざを子孫に語り継ぐ民族なのである。
『それがあなた方の間で、しるしとなるのである。後になって、あなた方の子供たちが………と聞いたなら、あなた方は彼らに言わなければならない。』(6~7)
ヨルダンを越えた驚くべき神の業を記念して、川のところに12部族ごとに一つずつの大石を据えたのです。
過去を思い返すことこそ、将来に生きる大きな確信となる。過去から学ばない時に、未来は絶えず行く先の知れない不安の中に進むことになる。日本人の過去を忘れ、忘れることよりも、神のめぐみの数々を深く心に刻むことを生活の中心に据えておきたいのです。
神の惠みを心の石碑に記すと共に、子供達へ、また周囲の人たちに証しする方法を考えよう。今日から、そのすばらしい祝福をあかしすることを始めよう。
<祈り>神様、こどもたちにあなたの素晴らしい恵みを伝える幸いに招き、そこにある努力する力と忍耐をお与えください。ア-メン。
<きょうの課題>