主題 <相続地をヨシュアに与えた>
聖書箇所 ヨシュア記 19章 (2012年 9月15日)
今日のみことば「この地について地域ごとに、相続地の割り当てを終えたとき、イスラエル人は、彼らの間に一つの相続地をヌンの子ヨシュアに与えた。彼らは主の命令により、ヨシュアが求めた町、すなわちエフライムの山地にあるティムナテ・セラフを彼に与えた。彼はその町を建てて、そこに住んだ。」(49~50)
『こうして彼らは、この地の割り当てを終わった。』(51節)のです。なんと素晴らしい日を迎えられたでしょうか。幾多の困難があり、主の助けを受けてここまで来たのです。
カナンの相続地のすべてを終えた後に、イスラエル人はヨシュアに一つの地を与えた、と記されている。無欲な指導者ヨシュアは、自分と自分の家族のための相続地など考えないで働いてきたのです。しかし、最後に民衆のほうから相続地を備えるのです。
ヨシュアの側で要求したのではないでしょう。かれは、自分の相続地は神ご自身であり、目に見えないすばらしい報いをいただいていて十分だったのであろう。そうだからこそ、人々は相続地を持つことを勧めたのだと思えます。
船が難破したときに、最後に船から出るのは船長です。無事に船が港に着いたときに最後に降りてくるのも船長です。
奉仕第一に生きたヨシュアの気高い人格にふれた思いがする。私たちもまた、主第一として生きる者でありたい。他者が第二になり、自分のことが終始、第三になるようにありたいと願うのです。
<祈り>先ず神の国と神の義を第一とさせてください。アーメン