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2012年9月20日 (木)

主題 <真実と誠実を尽くそう>

聖書箇所 ヨシュア記 2章    (2012年 8月29日)

今日のみことば「その人たちは、彼女に言った。「あなたがたが、私たちのこのことをしゃべらなければ、私たちはいのちにかけて誓おう。主が私たちにこの地を与えてくださるとき、私たちはあなたに真実と誠実を尽くそう。」(14)
 ヨシュアはカナンの地を占領するためにエリコを偵察させます。二人の斥候を遣わします。神の働きにおいて、一人ではなく二人は有益です。主も宣教に二人づつ派遣しています。エリコは昔から栄えた町でしたが、そのような町で、遊女ラハブに出会うことになるのです。彼女はのちには主の先祖にさえなるのです。
 これまでなされた出エジプトやシナイの奇跡は、遠くカナンの地、エリコまで届いていたのでした。カナン人は神が共におり、イスラエルが強大なエジプトを出立して、ヨルダン川の東までの間、次々と勝利をされてきたことを見聞きしていた。キリスト者の救いもきよめの生涯も、信仰のない人々に思いもよらない神のわざが証しされていることをどれほど分かっていたことだろうか
 ラハブは斥候に対して手厚くもてなす。それは神のしもべに対する態度でもある。神のしもべに対したあり方は、彼らと共におられる神の証しが伴っていたゆえでありました。一方それゆえに命をつけねらった王や兵士たちもいたのです。主のしもべはいのちの香りと死のかおりを放つのである。いのちに至るとすれば信仰により神を受け入れるように神のしもべを受入れることである。
 ラハブは神のしもべに真実を尽くしたように、このわたしに真実を尽くして欲しいと訴える。二人の斥候は、確かに真実と誠実を尽くそうと誓う。この誓いはまた神のあなたのよき誠実な神のしもべへのあり方への報いととるべきではないだろうか。
<祈り>主よ。あなたの遣わした神の器のために誠実と愛を行いたいのです。私たちにあなたの真実を現して下さい。