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2013年1月16日 (水)

主題 <それぞれの賜物を用いて> 

聖書箇所 士師記 5章      (2012年 9月25日)
今日のみことば「目ざめよ、目ざめよ。デボラ。目ざめよ、目ざめよ。歌声をあげよ。起きよ。バラク。とりこを捕らえて行け。アビノアムの子よ。」(12)
 5章は、デボラとバラクによる勝利の歌が書かれています。
 デボラとバラクが、ともに神への賛歌を歌ったことは、人間的に見れば、不思議なことではないだろうか。バラクの臆病さと、デボラの勇敢さは、対照的であった。しかし二人とも、神によって用いられた。バラクは、始めはデボラの言葉を信頼し切れなかったのかもしれない。彼は、デボラに同行を求めた(4:8)。デボラは、このような神のことばに対する、バラクの不信仰な答えに当惑したかもしれない。彼女は、またバラクの不信仰のために、彼は栄光を得ることができないと預言した(4:9)。しかし彼の不信仰は、イスラエルを救うという神のみわざの妨げにはならなかった。デボラはまさにイスラエルの母と呼ばれるのにふさわしかった(7)。
 神は、女性のヤエルを、戦いの勝利のために用いられた。彼女の家とヤビンの家は親しかった(24-31)。敵の王と親しかったということは、イスラエルにおいては、これまでは、必ずしも評判の良いことでなかったかもしれない。しかし、イスラエルの勝利を決定付けるために、神はそのような関係にある者をも用いられた。
 神のみわざは、決して一人の特定な人が担うのではない。一人一人の力にも、信仰にも限界がある。神は一人の足りなさを、他の人によって補われる。また神は、一人一人を、その賜物に応じて用いることがおできになる。
 5章の勝利の歌は、それぞれの賜物が用いられて勝利したことを歌っている。チームワークの勝利の歌と言える。今日私たちは共に戦う信仰の仲間があることを感謝し歩みたいと思います。