主題 <主の戦いという確信>
聖書箇所 サムエル記第一 17章 (2012年11月 1日)
今日のみことば「この全集団も、主が剣や槍を使わずに救うことを知るであろう。この戦いは主の戦いだ。主はおまえたちをわれわれの手に渡される。」(47)
ペリシテ軍はサウル王との前に、代表戦をもちかけてきた。その代表戦の相手は巨人のようなゴリヤテが出てきた。そのいでたちと勢いにイスラエル勢は恐れてしまっていた。
そのような中、父の使いでやってきたダビデはゴリヤテとの戦いを「主の戦い」だとした(47)。彼は主にあって、主のために、主の御力で戦おうとしたのである。
一騎打ちに臨むダビデとゴリヤテ、二人のいでたちは、まことに対照的だった。
ゴリヤテは自分の神々によってダビデをのろい(43)、ダビデは主の御名によってゴリヤテに立ち向った(46)。ダビデは単に勝利を確信していただけではなく、彼の勝利によって人々が「主が剣や槍を使わずに救うこと」、主の御力の偉大さを知るようになることを望んでいた(47)。
勝負は一瞬のうちについた。石投げから放たれた、たった一つの石によって、重装備の巨人はあっけなく倒れた。
この戦いの結果、イスラエル軍は奮い立ち、ペリシテ軍は総崩れとなり大敗した。
ダビデは主の名のもとに戦い、勝利を収めました。主が共におられる故に戦いに出て行きました。単なる勇気ではなく、信仰による確信があったということを覚え、私たちも信仰をもって一歩を踏み出す者となりましょう。