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2013年1月16日 (水)

主題 <主の霊に力づけられて> 

聖書箇所 士師記 14章     (2012年10月 4日)

今日のみことば「そのとき、主の霊が激しくサムソンの上に下った。彼はアシュケロンに下って行って、そこの住民三十人を打ち殺し、彼らからはぎ取って、なぞを明かした者たちにその晴れ着をやり、彼は怒りを燃やして、父の家へ帰った。」(19)

 

 14章ではサムソンの人となりを知ることができる。それは決して誇れることがあるというよりは、むしろ、多くの欠点を見る。彼は復讐心が強く、狂暴で、性的な面で弱点を持っていた。これらの弱点に負けて、後に転落することになるほどの愚かな姿を見させられる。
 そのようなサムソンであるがイスラエルがペリシテ人によって苦しめられる時に立ち向かっていく人として用いられている。神はサムソンと共におられ、主の御霊が彼の上に激しく下られたことによって力を得て勝利を治めたのである。
 以上のことから言えることは、神は、私たちがどんな弱さや欠点を持っていても、そういう私たちを選んで用いることがおできになるということである。神はただ、私たちが神の御霊に心を開いて、御霊に自由に働いていただく者となることを求められるということを覚えたい。
 また、同時に、神に大いに用いられ、また御霊に支配されている人々でも完全ではないということを覚えなくてはならない。私たちはサムソンのように不完全で、愚かで、失敗しやすい者である。
最後に、パウロも言っているように、私たちは倒れないように気をつけようという助言を心に留めて今日を歩ませて頂きたいと思う。(Iコリント10:12)。