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2013年7月 3日 (水)

主題 <主の助言に徹底して従う>

聖書箇所 歴代誌第二  25章   (2013年3月20日)

今日のみことば「そこで、主はアマツヤに向かって怒りを燃やし、彼のもとに預言者を遣わして、彼に仰せられた。「なぜ、あなたは、あなたの手からその民を救い出すこともできないような神々を求めたのか。」」(15)
 アマツヤ王は即位の初期には、まだ節度ある王としての態度が見られた。彼は父ヨアシュを殺した家来たちを滅ぼした(3)。復讐の情があるゆえに、場合によっては一族のすべてを、皆殺ししかねないが、アマツヤは主のみことばに従って、罰が際限なく広がるようにはしなかった(4)。
 しかし、彼は軍隊を組織するに際して、北イスラエル王国の傭兵を、銀百クラントを支払って、雇い入れようとした(6)。しかし、神が遣わす預言者を通して(7)、「神がともにおられない人々に協力を求めること」に対して明確に警告され、彼は本当に助けることのできるお方に信頼するように促された。
 預言者のことばにより、アマツヤは北イスラエルの傭兵を帰し、南ユダの軍隊の兵のみでセイル(エドム人)と戦い、勝利を得た(11~12)。30万の兵を用いて、2万の敵を打打ったということから言えば、勝利したとは当然かもしれない。しかし、その戦いの後、ユダ軍から離れたイスラエル傭兵たちが、解雇の腹いせにユダの町々を打つということが起こった(13)。アマツヤの不徹底が、招いた反乱と言えることであった。さらに、アマツヤはエドム人の拝していた神々を、分捕り物として持ち帰ったが、これを礼拝の対象としてしまう(14)。戦いの勝利の中、アマツヤは高慢になっていった(19)。偶像崇拝に対しての預言者の警告のことばを、聞くこともできなかった(16)。主からの預言者の助言を聞いたかに見えたが、高慢になっていったアマツヤ王は退けられていくこととなる。 
私たちも信仰に徹する歩みが問われていることを教えられる。