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2013年7月 3日 (水)

主題 <信仰によって行動する賢い者に>

聖書箇所 列王記第二  20章  (2013年 1月20日)

今日のみことば「そのころ、バビロンの王は、…使者を遣わし、…」 (12)  

 ヒゼキヤに死の宣告が下ったが、彼は非常に泣いて、熱心に祈ったことにより、神からの答えが来て、何と15年も寿命がのばされたのです。このためは、日の影が10度戻るという奇蹟も与えて下さったのです。このことは、ヒゼキヤにすばらしいよろこびを満たしたでしょう。
 しかし、人生は皮肉である。このよろこびの直後に、そうです。恵まれた後に、大失敗をしてしまうのです。彼の病気見舞いに来たバビロン王国は、当時はごく小さな国だったが、国家の策略としてアッスリヤを封じ込める政策を立て、ユダと手を結んぼうとしたのです。
そこで、バビロンから来た王の代理の見舞いに来た客に、国にある宝物を全部見せたのです。彼は純粋な男だが、少し軽率なところがあった。宝物はダビデ以来の貯えられた豊かなものでした。
 やがて、直接にはその時の王は攻撃に来ないのだが、彼の後の王がエルサレムを攻撃し、ユダを陥落させ、エルサレムの金銀宝石を奪い、バビロン捕囚へと展開していくことを思うとき、恵まれた後の軽率な失敗が、後々の子孫に大きな禍根を残したのです。私たちもよく陥りやすい点であります。

<祈り>主よ。いつも祈り、信仰によって行動する賢い者にして下さい