主題 <プリムの祝日>
聖書箇所 エステル記 9章 (2013年5月 2日)
今日のみことば「自分たちの敵を除いて休みを得た日、悲しみが喜びに、喪の日が祝日に変わった月として、…貧しい者のに贈り物をする日と定めるためであった。」(22)
驚くべき救いの日を、ユダヤ人はプリムの祝日として今日まで守り続けるようになりました。現代でもこの日を国家の祝日として守っています。この日は互いに御馳走をし、ハマンの耳という食べ物を食べて貧しい人に贈り物をする休日です。(イスラエル大使館に聞きました。)
悲しみが喜びに、喪の日が祝日に変わったという民族としての体験は、1つの原点、出発点なのです。
この日をプリムと名付けます。プリムとは、プルというくじを意味する語の複数形の言葉です。人はくじを投げますが、そのくじの結末は神の御手の中に握られております。この世界の目に見えない事の背後に、神が働かれ、神がすべての事をよきに変えて下さるという信仰告白がプリムの日の本当の意義なのです。
ユダヤ人ばかりでなく私たちの日々の生活の中に、思いがけない場面に立たされて、悲嘆にくれる日々を送るような時、このプリムという日を思い出したい。いや、今日もまたその一日であることに思いを向けておきたい。見よ。今は恵みの時、救いの日です。
<祈りの課題>現実に埋没せず、主の御手の中にある確信を