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2013年7月 3日 (水)

主題 <罪の赦しを求めて>

聖書箇所 歴代誌第二   6章   (2013年3月 1日)

今日のみことば「そして、この宮、すなわち、あなたが御名をそこに置くと仰せられたこの所に、昼も夜も御目を開いていてくださって、あなたのしもべがこの所に向かってささげる祈りを聞いてください。」(20)  

 6章はソロモンの神殿奉献礼拝における祈りが中心的に記されている。最初に、王がどのような行動をもって祈ったのかについて記されている。王は民を代表しているかのように、祭壇と民の間で、神と民との仲介者のように祈った。また、13節では、足台の上でひざまずいて祈る姿がある。ソロモンは王でありながらも、非常に謙遜な態度で祈った。6章全体にわたる、ソロモン王の、ひざまずく態度をもって祈る姿から、礼拝者の態度について教えられる。彼は、神が私たちの祈りを聞いてくださるように、まさにこの宮で聞いてくださり、そして天で聞いてくださるようにと祈っている(19-21)。ソロモンの祈りは、赦しを求める祈りである。後半を読んでわかることは(22以降)、既に犯したことではなく、これから人間として地上で犯してしまうかもしれない罪についても、赦しを願っている。
 神殿での祈りは、聖さを求める祈りである。聖さにあずかることに神の民の喜びがある。また、具体的に宮で祈ることが大切にされている。
現代の信仰者も、ソロモンの謙遜さ、主の御前における罪人であるという自覚、聖さを求めていくことは今も変わらないことである。私たちは主を恐れつつ、しかし、私たちの祈りにこたえてくださるお方であもあることを覚え、主の御前に進み出ていく者とならせて頂きたいと思います。