主題 <主を喜ぶ>
聖書箇所 歴代誌第二 5章 (2013年2月28日)
今日のみことば「ラッパを吹き鳴らす者、歌うたいたちが、まるでひとりででもあるかのように一致して歌声を響かせ、主を賛美し、ほめたたえた。」(13)
契約の箱を運ぶ役目は、その他の器具も一緒に運び入れることを含め、レビ入が負った(4、5)。
契約の箱の中には「二枚の板」があった(10)。それは、かつてモーセが神から授けられた、十戒が記された板である(出エジプト31:18)。神から直接的に与えられた板であり、そこには、神を愛し、人を愛することを求める内容が記されている。イスラエルの民は、主との交わりに積極的に応答した。全イスラエルは、羊や牛の群れを、数え切れないほど多くささげた(6)。彼らは自分たちと共にいてくださる神に対して、自発的に喜びをもってささげたのだった。
契約の箱を設置した際には、レビ人たちが賛美した。かなり多くの歌うたいたちが、「まるでひとりででもあるかのように」賛美した(13)。この箱の設置は指導者たちが導いてはいるが、彼らだけの働きではなく、イスラエル全体の働きだった。イスラエル全体が一致して箱を運び、賛美していた。彼らは、聖なるお方なのに、白分たちと交わりを豊かに持ってくださる神に対する感謝で満ち、一致して賛美した。その一致した賛美の後に、宮は主の栄光で満ちた。ここから、主の臨在とそれを喜ぶ民との関係の豊かさを知らされる。
主の臨在は、信仰者にとって大きな慰めであり、力である。礼拝においても、そこには主の臨在があり、また主と、主を喜ぶ信仰者との力強い関係があることを覚え、礼拝における主との交わりを意識し、主の教えに聞き、主に従う者とならせて頂きたいと思います。