主題 <神のみことばによる整え>
聖書箇所 歴代誌第二 17章 (2013年3月12日)
今日のみことば「それから、彼はその治世の第三年に、彼のつかさたち、すなわち、ベン・ハイル、オバデヤ、ゼカリヤ、ネタヌエル、ミカヤなどを遣わし、ユダの町々で教えさせた。」(7)
ヨシャパテ王は、「ダビデの最初の道」と書かれ(3)、ダビデの生涯の初めの部分であり、後半ではないことが強調されている。主を第一に求めること、そして自らの力を過信しないことが重要だと言われている。
主に従う王を、主ご自身が強めて王位を確立させてくださった。ヨシャパテには富と誉れが豊かに与えられた(5)。富が増すことで、神への信頼が揺らいでしまう王たちもいたが、ヨシャパテは富が増しても、主に対する信頼を変えることなく、ますます主の道に励んだ(6)。富をくださるお方を覚え、主のしもべとしての自覚を持ち、王の務めに励んだことがわかる。
ヨシャパテが続いて行なったことは、他の王と比較し格別に注目すべき事業である。それは、各地でみことばを教えたことである(7-9)。これは彼の治世の三年目だった(7)。治世の初めに、神の民がみことばによって整えられるための配慮をしたのである。彼の教育的事業の特徴は、いろいろな立場の人物がみことばを教えるために、各地へ出て行った点にある。
当時の民の間で、みことばが語られたように、現代の私たち信仰者にも神のみことばによって整えられていかなくてはならない。神のみことばが語られ続けていくこと、この奉仕者たちのためにも祈りましょう。