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2014年6月16日 (月)

聖書箇所  詩篇 62篇      (2013年8月14日) 主題 <神の前に静まれ>


今日のみことば「私のたましいは黙って、ただ主を待ち望む。私の救いは神から来る。」(1)

 詩篇62編1節と7節は「私のたましいは黙って、ただ主を待ち望む。」と繰り返し歌われ、神の前に静まって待ち望むダビデの姿がある。私たちもダビデのように主の前に静まり、主を待ち望む時を持つことが必要である。しかし、今日、日々の忙しさや一人の時間を持つということが難しい現実がある。けれども、ダビデのように何よりも、「ただ」と言われているだけに、まず主の前に静まることを私たちは優先することを確認したい。
 ダビデが主の前に静まり待ち望む理由は、救いと望みは神から来るからであると告白している。私たちの日常のすべてにおける助け、そして、将来における希望も神から与えられるということを知れば、私たちは何よりもまず主の前に静まるときを優先し、主を待ち望む信仰生活を第一とするのではないだろうか。
 11節に「神は、一度告げられた。二度、私はそれを聞いた。力は神のものであることを。」とあり、「一度告げられ、二度、・・・聞く」ということは数的に合わないのではないかと思わされるが、これは一度告げられたことを二度繰りかして聞くというように、しっかりと主のことばを受け止めたという強調的な表現(ヨブ40:5参照)である。ダビデは主の前に静まり待ち望む中で、しっかりと神のみことばを受け取っていたことが分かる。
 今日、私たちも主の前に静まることを第一とし、主のみことばを待ち望む者とならせて頂きたい。