主題 <主は語ってくださっている>
聖書箇所 詩篇 19篇 (2013年7月 2日)
今日のみことば「私の口のことばと、私の心の思いとが御前に、受け入れられますように。わが岩、わが贖い主、主よ。」(14)
詩篇19篇は、神が二つの方法で、人に語り続けてくださっていることが書かれている。
神がご自身を顕しておられる第一の方法は、自然界を通してである(1-6)。この素晴らしい自然界の秩序、特に大宇宙を規則正しく運行している天体を見るときに、それは神の存在を示しており、人に弁解の余地はない。特に作者は太陽が昇りまた軌道を進むさまを、力強い花婿にたとえながら描写している(4-6)。太陽の光と熱は、人が生きていくために本当に大切なものである。神の存在を疑いたくなるようなときには、自然界に目を留めることであることを覚えたい。木の葉の一枚一枚にも、神の与えられたいのちが行き渡っている。
神がご自身を顕しておられる第二の方法は、律法(みことば)を通してである(7-11)。作者は、みことばを幾つかの言葉で形容している。それは、完全で、たましいを生き返らせ、確かで、賢くし、正しくて、人の心を喜ばせる。またきよくて、人の目を明るくし、とこしえまでも変わらず、まことであり、ことごとく正しい。純金よりも好ましく、蜜よりも甘い。それによって人は戒めを受け、それを守れば主からの報いは大きい。まさに神のみことばの素晴らしさは、どんなに言葉を用いても、言い尽くすことはできないでしょう。
今日も、神は、自然を通して、みことばを通して、私たち一人一人に語りかけて下さっている。主の語りかけに耳を傾けて、主に導きを求め、従う者とならせて頂きたいと思います。