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2011年9月 1日 (木)

主題 <聖霊と知恵とに満ちた評判の良い人> 

聖書箇所 使徒の働き 6章     (2011年8月31日)

今日のみことば「そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにします。」 (3)

 「初代の教会にいつも立ち返るように」これが私たちの原点であり、聖書の教会の姿をいつも求めることである。そこに見られる私たちの教会の本質、使命、方向性があるからである。
 しばしば、初代教会には何の問題もなく、スムーズに展開していたかのように思います。しかし、実は当時の教会が直面した諸問題は、その後の二千年の教会史に見るすべての問題が含まれていたと思えるほど、あらゆる問題に直面させられたのである。ですから教会に問題があることが問題なのではない。いつの時代も、問題を正しく受け止められないところにいつも問題があるのである。
 教会が拡大するときに、必ず問題が起こります。その時に同様な問題に光を与えて解決を見いだし、その試練を恵みと栄光に変えて行けるのは、使徒の働きから学び取ることが大事なのである。この出来事の結果は「6:7 こうして神のことばは、ますます広まって行き、エルサレムで、弟子の数が非常にふえて行った。そして、多くの祭司たちが次々に信仰にはいった。」という驚くべきこと、すなわち祭司たちが信仰に入ったことの報告である。
 問題の解決の仕方が、神の言葉、すなわち聖書を第一にするという原則であった。この原則から私たちはあらゆる問題への解決への糸口を見いだせます。それどころか、かえって神の栄光が現されることとなる。問題が起こり、神の聖霊と知恵、力に満ちたあの七人を推挙した。こうした優れた人々が初代教会にはすでにたくさんいたのであった。現在もまた、神はあらゆる問題こそ世界宣教への糸口と恵みの働きへのチャンスがあり、与えられているのである。