主題 <悲しみから喜びへ>
聖書箇所 ヨハネの福音書 16章 (2011年8月20日)
主題 <悲しみから喜びへ>
今日のみことば「しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。」(13)
イエスは再び、「もう一人の助け主」なる聖霊の働きについて教えられました。聖霊の働きについて教えられる複線に、弟子たちを襲う「悲しみ」について触れられています(6、20、22)。この悲しみは、イエスの十字架の死と復活、昇天によって、この地上をイエスが離れて行かれることによる悲しみであり、そして、イエスの弟子として生きていくという中で、迫害、試練、困難を経験していくということが暗示されていました。イエスが「もう一人の助け主」なる聖霊を遣わしてくださること、その働きによって導かれ生きていくことを教えられるということの中に、その原点に、残された弟子たちを思い、その悲しみを伴う経験からの助け、手だてを残されるところに始まっていることを確認したいと思います。
もう一人の助け主なる聖霊はこの地上を歩む私たちに以下のことを示され導いて下さいます。
1. 罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさ
せる(8)
2. すべての真理に導き入れられる(13)
3. 主の栄光を現わされる(14)
4. 喜びに満たされる(22、24)
5. 平安を保つ(33)
これらの約束は、今日も続く主からの約束であることを覚えたいと思います。私たちは、この地上における歩みで、悲しみを経験するがありますが、この時こそ、その真の意味と神のみこころをお示しくださる聖霊の助けを頂き、導いて頂けるように祈っていきましょう。そして、さまざまな患難の中にも平安を与えてくださる主に信頼して、今日も一歩、前進させて頂きましょう。