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2011年9月 1日 (木)

主題 <もう一人の助け主> 

聖書箇所 ヨハネの福音書 14章  (2011年8月18日)

今日のみことば「「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。」(16)

 イエスは十字架に向かう神の御心を行う時が近づいていることを意識され、やがて弟子たちと別れ、地上を離れて行かれる時が近いことを知り、弟子たちに一つの約束をお示しになられました。それは、イエスの父なる神に対する懇願、祈りからはじまっていました。
 16節「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。」イエスの祈りは弟子たちのために「もう一人の助け主」をお与えくださるようにという祈りでした。ここで言うまでもないが「助け主」は主イエスであるが、イエスが地上を離れていかれる代わりに「もう一人の助け主」をもって弟子たちを導かれるようにしてくださったこと、そこには主の慰めと安心を与えられるためであったことが良く分かります。
 「もう一人の助け主」は17節では「真理の御霊」と言われ、この御霊の働きによって、すべてのことを教え、悟りを与えられ、導いてくださることが教えられていました。今、私たちはこの地上でイエスとお会いすることができませんが、しかし、この真理の御霊、すなわち聖霊の働きによって、かつて弟子たちが主イエスと共にいて歩まれたように、今日も主にあって歩むことができることを確認させて頂きたいと思います。
また、もう一つ確認させて頂きたいことは、聖霊の働きに信頼することによる大きな祝福があるということである。この祝福はこの世、時代が与えるものではないものであり祝福であるということ覚えなくてはならない。そして、この祝福に勝るものはないのである。27節「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。」の主のみことばによる約束はその祝福の一つであることを覚え、今日も歩ませて頂きたいと思います。