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2011年11月27日 (日)

主題 <主のみことばに堅く立って歩む>

聖書箇所 テサロニケ人への手紙第二2章(2011年12月 3日)

今日のみことば「そこで、兄弟たち。堅く立って、私たちのことば、または手紙によって教えられた言い伝えを守りなさい。」(15)

パウロが第一の手紙を送って以降、再度、テサロニケ教会において、キリ
ストの再臨についての議論が起こり、中にはキリストの再臨がもうすでにあったように語る者たちも出てきました(2:2)。そして、そのように言う者たちの中には働くことをやめ、怠惰な生活をおくる者が出てきました(3章参考)。
 そこで、パウロは決して心を騒がせることがないようにと(2)、そして、主の再臨の前には、背教、不法の人(滅びの人)が現れることを示されました(3)。  
特に、不法の人(滅びの人)が誰という特定はないが、この者が現れると、神に反する働きが行なわれることを教えられ、注意深くあるように教えられました。(4~10)。
 また、主の再臨についての憶測的な議論するばかりでなく、パウロはテサロニケ教会の人々に、すでにキリストの福音によって救われているという確かさと希望を確認するように語りました。そして、どのような時にも、パウロが書き送った手紙、つまりはことばに堅く立つようにと勧められました(15)。
パウロが言う「私たちのことば」こそ、パウロが主から教えられたことばであり、今日で言う主のみことは、聖書の言葉をさして言われたことでした。私たちは、しばしば、この世の価値観、経験則的なことばで語ることがあるかと思います。それは場合によっては途方もない議論に終わってしまうことがあります。しかし、私たちが語るべきことば、基準とすべきことばは聖書のみことばであること、これを土台としていくべきことを確認したいと思います。
私たちは、今日も、主のみことばに信頼をおいて、主を待ち望む者として歩ませて頂きと思います。