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2011年11月27日 (日)

主題 <主にあって栄光を受ける歩み>

聖書箇所 テサロニケ人への手紙第二1章(2011年12月 2日)

今日のみことば「それは、私たちの神であり主であるイエス・キリストの恵みによって、主イエスの御名があなたがたの間であがめられ、あなたがたも主にあって栄光を受けるためです。」(12)

 パウロはテサロニケにて迫害が起こり、わずか3週間足らずの宣教期間で離れなくてはなりませんでした。パウロはテサロニケの人々を案じて、テモテを派遣したが、そこにはテサロニケ教会が設立しされ、多くの信徒の模範となっていたということを聞き大いに喜んだ。
テサロニケの教会が働きを進めていくようになっていたが、パウロはまたさらに教えるべきことがあったのでテサロニケ人への手紙第一を書き送ったのでした。
 それからそう時間を経ずして、テサロニケ人への手紙第二が書き送られることとなります。そこには、キリストの再臨について、さらには怠惰な生活から離れることなどについて再度教える必要が生じたという理由もありましたが、まだキリスト者として歩み始った信徒たち、設立して間もないテサロニケ教会を案じて、パウロはテサロニケから離れていても、テサロニケ教会の人々が正しい信仰に歩むことが出来るようにと常に牧会的配慮をもって関わろうとしていたと言えるのではないかと思います。
 テサロニケ人への手紙第二1章全体を通して、パウロの励まし、祈りについて見ることが出来ます。
そこには、どのような時にも神の国のために生き歩むことの幸いについて知ることを教えられました。(5)
また、主の日には主の栄光が現わされ、テサロニケ教会の人々が感嘆の的となると言われ、困難な中にも信仰を全うする歩みとなるように強く勧めました(12)。
 この地上における歩みにあって、困難な中にも、信仰的迫害を受けることがあっても、主に忠実に仕える者として、その信仰の歩みを全とうすることができるように祈りつつ、神の国に希望をおいて歩むことが出来るように祈りましょう。