主題 <福音のために共有する生活>
聖書箇所 コリント人への手紙第一 9章(2011年10月17日)
今日のみことば「同じように、主も、福音を宣べ伝える者が、福音の働きから生活のささえを得るように定めておられます。」(14)
主の奉仕者への正しい報い方を教えております。むかし、レビ人たちは、十二部族の中から選ばれて、神の奉仕のために専念するように取り分けられ、ほかのイスラエルの民はおのおの十分の一をもって支えたのである。
同じように、新約聖書の時代には福音に奉仕する者たちを支えることが大切であり、こうして教会全体が整えられるようになるためなのです。一人一人が、神に対して十分の一をささげることが、ひいては神の栄光のために、教会の素晴らしい発展へとつながってゆく。
主のために全生涯をささげて労する働き人についての記述はたくさんあります。なしうる限りに尊敬と愛を用いるように、というのである。またその人が奉仕を嘆きながらするようにでは、支える人自身にとって有害とはなっても、益にはならないとも教えている。
福音のために、何の後顧の憂いもなく励めるようにする教会員は素晴らしいものである。そこに教会としての健全な成長を遂げる姿勢があるからです。霊的な救いへの導きと励ましと希望を受けた教職への神の定めなのですが、その奉仕をさせていただく中で成長を遂げるのです。
19節から以降は、福音のためにすべてのことをして、自分を喜ばせることを退けるのです。それは福音を伝えている自分が失格者にならないためだ、パウロは言う。こんなにも福音のために生涯をささげることの偉大な意味を歩む生き方を惜しみなくしたいのです。それでこそ、神への捧げ物をする人と受ける伝道者が一つになる素晴らしい場になるのです。