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2011年12月24日 (土)

主題 <信仰の良い行ない> 

聖書箇所 テモテへの手紙第一 5章(2011年12月 9日)

今日のみことば「良い行ないによって認められている人、すなわち、子どもを育て、旅人をもてなし、聖徒の足を洗い、困っている人を助け、すべての良いわざに務め励んだ人としなさい。」
(10節)

 教会は、神が隣在される地上に遣わされている神の機関です。ですから、神の代理をさせていただくと考えていいでしょう。この世界は神を拒否しているので、神がお建てになっている教会を通して神に出会えるのです。もちろん、自然も第二の聖書といわれ、神の栄光を現わしていますから、神を知ることは出来ます。(詩篇19篇・ローマ書1章18節)
 教会におけるすべての営みは、神が望まれる道を歩もうと努めているのです。そこで若い牧会者のテモテに、年配の信徒に対して、婦人に対して、やもめに対して、どのような指導をするべきかを教えました。この原則は今も、大切にされなくてはなりません。
 17節から記されている長老は、現代の牧師です。牧師の大切な仕事は、みことばを正しく、いのちにみちて語らなくてはなりません。生きた神のことばを取り次ぐのです。聖書への知識だけではなく、信仰が深く根付いていなくてはなりません。
 もうひとつは、教育をすることです。神を愛し、神に従う教育をして主に喜ばれる聖徒に形造るのです。この牧会の奉仕は大きな犠牲が必要です。自分と家族が主に仕えるだけではなく、教会員が成長するために仕えることには、いのちをかけなくては出来ません。牧者は常にこの生き方に徹するのです。
 そうした者には、すばらしい報いが用意されるのです。信徒たちから尊敬と必要のすべてが備えられるからです。それだけに、祈り深く、自らを整える努力を傾けなくてはなりません。
 そして今日も、牧師たちのために祈っていただきたい。