主題 <目をさましなさい>
聖書箇所 ヨハネの黙示録3章1~6節 (2012年 1月27日)
今日のみことば「目をさましなさい。そして死にかけているほかの人たちを力づけなさい。わたしは、あなたの行ないが、わたしの神の御前に全うされたとは見ていない。」(2)
サルデスの教会は、表面的には立派だったのかも知れません。「あなたは、生きているとされているが、実は死んでいる。」といわれるのです。そこには、自分は大丈夫だ、みんなも大丈夫だという見方が定着していたのです。けれども、実際は死んでいたのである。不思議な近づきかたですが、驚かされます。
「目を覚ましなさい」と呼びかけています。目を覚ます、とは眠りについた者が、覚醒して新しい歩みをすることであり、信仰の炎を燃え立たせることです。自分が死んでいるほどであると知って、悔い改めるのです。その時はじめて、他の人々を生かせる働きが始まるのです。
自分の歩みに気付かない、そのことを預言者は「白髪が生えてきているのに気付かない」愚かさにたとえています。自分の真実に目をそらし、適当にお茶を濁すような生活は、決して自分を建て上げないし、他の人を建て上げることができないのです。
悔い改める、そこに緊急な姿勢が見て取れます。主がいつ来られるか、終末がいつであるかを問わないで悔い改めるのです。その熱心を主が求めておられます。