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2012年2月 2日 (木)

主題 <キリストにならって>

聖書箇所 ペテロの手紙第一 2章 (2012年 1月 7日)

今日のみことば「あなたがたが召されたのは、実にそのためです。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。」(21)

 使徒ぺテロは、ぺテロの手紙第一1章後半から神のみことばは変わることなく、私たちを導き、キリストの姿、み教えにより変えられていくことのすばらしさを語り、2章においても、その神のみことばによって成長させられていくようにと勧めている(2)。
 また、2章3~4節「あなたがたはすでに、主がいつくしみ深い方であることを味わっているのです。主のもとに来なさい。…」と書き送っている。
試練の中にある当時のキリスト者たちに向けて語られたことを覚え、今日も
もどのような境遇にあっても、キリストにこそ真の愛、慰めがあることを覚え、キリストのもとに立つために、主のみことばに聞き、主を求めて行く者でありたいと思います。
 キリストのうちにある者たち、キリストを土台として歩む者たちについて、 「神の所有とされた民」と言われおり、神のものとされた人々により、さらにこの驚くべき神の愛、御業をあかしされていくためにも用いてくださるという恵みに感謝しつつ歩ませて頂きたい。
 11節~3章12節は、この手紙の中で中心的な内容が語らえている箇所である。使徒ぺテロはこの箇所で、どのように人間関係を築きあげていくべきかを教え、大きくは3つのことに触れている。一つは神を畏れるということ、二つ目に現実の生活において訓練される事、最後に他者に仕えることである。
 使徒ぺテロは、2章後半において、反対者たちに苦しめられていたとしても、善をもって行なうことを強く勧めている。時として私たちは反対者に対して、非難すべき言葉をもって対峙してしまうことはないだろうか。相手の非難の言葉を黙らせるのを考えるのではなく、むしろ良き業をもって仕える姿勢がいつしか反対者の心さえ変えられてくることになることを覚え、善をもって証していくことが重要である。(15)
 その模範となられたのは主イエス・キリストである。キリストこそがまずそのように地上において歩まれたということを覚えたい。改めて、私たちはキリストの歩まれた歩みを模範として歩ませて頂きたい。