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2012年3月20日 (火)

主題<天にもう一つの巨大なしるし>

聖書箇所 ヨハネの黙示録 15章(2012年 2月11日)

今日のみことば「また私は、天にもう一つの巨大な驚くべきしるしを見た。七人の御使いが、最後の七つの災害を携えていた。神の激しい怒りはここに窮まるのである。」(1)

 ヨハネは、天にもう一つの巨大な驚くべきしるしを見ました。これから始まる最終的な災害が地上に下る七つのさばきの具体的なものは16章にでてきます。この災害は「ここにきわまる」とある徹底的なものです。
 ところが、このような中でヨハネが見た光景には、悪にうち勝った人々のすばらしい姿でした。大きな患難の中にも勝利した人々は、自分の力が優れ、かんばったからではありませんでした。神のみ技は偉大で、すべてを支配し、その道は真実であると賛美しているのです。時代がさばきを前にする中で、救われた者たちの賛美は一層高く響き、礼拝は研ぎ澄まされていきます。今という時に、時を知る者らしく、私たちの目を天に上げ、天にてなされ、用意されつつあるこうした群れに目を留めましょう。決して紙に描いたものではなく、現実なのです。神に信頼して生きる私たちは、栄光を神にのみ帰する生き方を、天国にいってからではなく、今なし得るのです。神のみが正しく、さばきを行えることを告白していきましょう。
 もう一つのしるしとして「天にあるあかしの幕屋の聖所」を見ています。聖所は神の居ますところ(出エジプト40:34~38)であり、神の栄光に満ち、栄光の雲が覆っている。ところがこの聖所より、7人の御使いが神の怒りの鉢をたずさえて、この地への裁きを行うべく備えています。神の聖と人の汚れが対立し、永遠に生きている聖なる神が全地を正しく裁かれる。また聖所は祈りがささげられ場でもある。
<祈り>主よ。一日もはやく御国が来ますように。