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聖書箇所 ヨハネの黙示録 12章(2012年 2月 8日)
今日のみことば「さて、天に戦いが起こって、ミカエルと彼の使いたちは、竜と戦った。それで、竜とその使いたちは応戦したが、勝つことができず、天にはもはや彼らのいる場所がなくなった。」(7~8)
天上に展開される激しい戦いです。それは、サタンが滅亡する壮絶な戦いであり、結局は神と主イエス・キリストに勝つことが出来ない。
10―12節には二つの生き方がはっきりと浮き彫りになります。第一にサタンの働きです。「私たちの兄弟たちの告発者、日夜彼らを私たちの神の御前で訴えている者が投げ落とされたからである。」(10)サタンは日夜私たちを非難し続け、告発するのです。人間の弱さにつけ込み、訴え、倒そうとします。ヨブを訴え苦難を強いたサタンを想起させます。
第二にクリスチャンの働きです。「兄弟たちは、小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った。彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった。」激しい戦いに勝利する力は、主の十字架の血潮であり、主をあかしすることばでした。キリスト教の殉教の信仰なのです。その結果が12節に記されている。
困難な戦いが、3年半という7年の半分の不完全な時間として終結してゆく。サタンのどれほど激しい迫害や怒りも終わりの時が来ます。
彼ら悪の存在は聖徒をいっそう形造る役割を果たしたに過ぎないのです。