主題<もはや夜がない>
聖書箇所ヨハネの黙示録22章1~5節(2012年 2月18日)
今日のみことば「もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、彼らにはともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは永遠に王である。」(5)
夜、それは暗黒と不安と孤独の象徴でしょう。新しい御国は「もはや夜がない」のです。
御使いはヨハネにすばらしい新天新地を見せました。ヨハネは小躍りするようにして、つぶさに見たことを書き記します。それは後代の私たちへの希望と力と喜びのためでした。今聖書を読み終える最後の章において、どれほどヨハネに感謝し、また主イエス様に感謝したらよいでしょう。
聖書の長い長い啓示もみなここにたどり着くための歴史でした。私たちの人生も、その長い歩みも、苦難の数々も、行き着く永遠の住まいは天の御国です。あの嵐吹き、地震えるような終末の激しい出来事も、このすばらしい都の中央を流れる命の川とその岸辺に実る命の木の実を食したときに癒されるのです。
激しかった呪いが一切見られません。都の中央に神と子羊がいます。人間社会の中心には権力者が幅を利かせ、弱者を痛め尽くしていたのとくらべて、何という平和でしょう。人々はみな神に仕え、神のみ顔を見ているのです。平和と愛の神のみ顔をいつも見ているのです。主のみ顔を見て満ち足りているのです(詩篇)。
神が光であって神の光が照りわたっているところには、回転のかげりさえない(ヤコブ1:17)。灯火の光も太陽の光さえも、もはや必要がないのです。彼等は永遠に王であると言われるように、神を信じた者が世界を治め、神の統治に生きるのです。そこは乱れも、争いもない世界です。
<祈り>主よ。御国のすばらしさを黙想しつつ、今日を歩ませてください。