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2012年3月20日 (火)

主題 <預言のことばを封じない>

聖書箇所ヨハネの黙示録22章6~21節(2012年 2月19日)

今日のみことば「また、彼は私に言った。「この書の預言のことばを封じてはいけない。時が近づいているからである。」 (10)

神のご計画とその成就のすべてが、全聖書に啓示されています。ことに黙示録は「すぐに起こるべきこと」が示され、「見よ。わたしはすぐに来る。」(6~7)ことが予告されているのです。神のなさることは、時として人間には不可解のように思われます。ですから聖書もわかりにくい書であります。
 だからといって、人々の気に入るように作りかえて、その時代時代に変更していたなら、きっと聖書は今頃存在していなかったに違いない。時代は気ままに動きます。その時代に生きる、人間が動きやすい、振り回されやすいものだからです。
 しかし神のことばは不動であり、碑に刻まれた文字のように立ち続けます。時代にそぐわぬようにみえた神のことばがある日、光を放ち、輝きはじめ、語り出すのです。天と地が崩れ去る日が来たときも、神のことばは生きており、一点一画も落ちない。
 この聖書に付け加えても、削除してもいけない。それは神のみ業に対して人間が付け加えることであり、人の知恵が神の働きを制限することだからです。
 聖書の預言のことばを封じてはいけない(10)のです。まだ今開かれるときでないと勝手に判断して、神の時を人が決められると高ぶる人を神は嫌われます。ことに、「時が近づいているからである」(10)。人々の悪さは甚だしくなり、良い人は一層清くなっている今の時を、私たちはしっかり見据えて生きよう。
<祈り>主よ。終わりの時が近づいています。みことばを大切に生きられるように。